不動産・建設業界の汚職問題、原因は承認スピードの遅さ

【クアラルンプール】 不動産開発および建設業界における汚職問題について、不動産・住宅開発業者協会(REHDA)は15日、政府のプロジェクト承認スピードが遅いことが原因だと指摘した。
REHDAの訓練・調査部門、REHDAインスティトゥートのジェフリー・ン会長は、承認プロセスが長いため、各申請段階でも遅れが生じており、承認を速めるため一部の開発者が賄賂に頼っていると指摘。これは業界が直面する最大の課題の1つであり、承認スピードの迅速化および窓口申請からオンライン申請へシフトするよう政府に要請した。また建築家、不動産プランナー、エンジニアなど各セクターの専門家によるプロセスについても見直しを提案。これらの対策を講じることで、業界の腐敗問題を大幅に削減することができるとの見解を示した。
ン会長によるとREHDAインスティトゥートは、不動産開発および建設業界が「2018年マレーシア汚職摘発委員会法改訂法」の第17A項に準拠するように取り組みを行っている。6月1日に発効しており、企業は、従業員または組織が利益をもたらすために汚職を犯した場合、これらに対する責任を負わなければならない。第17A項(2)の下で賄賂を給与した者は、賄賂額の10倍以上の金額または100万リンギのいずれか高い額の罰金もしくは最大20年間の懲役またはその両方が科せられる。
(フリー・マレーシア・トゥデー、9月15日)