9月の購買者景気指数、3カ月連続で下降=IHS調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 英系情報会社IHSマークイットは、9月の「マレーシア工業購買担当者景気指数(PMI)」が49.0となり、前月の49.3からやや下降したと発表した。PMIは6月に一旦回復し、2018年9月以降で最高となっていたが、その後3カ月連続でダウンした。
 9月のPMIは、新規注文や生産量、雇用の減少などの影響を受けて下降したものの、今後12カ月の見通しの信頼感は高まり、過去9カ月で最も高い水準となった。企業は市況が段階的に正常に戻り、新規注文が増加すると見込んでいる。投入コストは4カ月連続で増加した。増加した投入コストを値上げという形で転嫁する企業もあったが需要が少なかったため、9月の販売価格は若干の上昇にとどまった。
 マレーシアPMIは製造業者約400社の購買担当者を対象としたアンケート調査に基づいたもので、▽新規注文▽生産量▽雇用▽サプライヤー納期▽在庫——の5つの指標の加重平均で算出。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示している。