最近頂いた質問 自主退職制度 退職金など

本記事では、マレーシアで日系企業の労務問題解決をサポートする弊社アジアインフォネットにお客様から頂いた質問をご紹介しています。
テーマは自主退職制度(VSS)、退職金、出勤手当、不正行為などです。

自主退職制度(VSS)について

Q:業績悪化のため自主退職制度(VSS)の募集をする予定。部署ごとに人数を決めることは可能?

部署Aから10名、部署Bから20名など指定は可能です。トラブル防止のため、退職時に支払う補償金は金額を部署ごとに変えず、均一とすることをお勧めいたします。

Q:自主退職制度を募集し行った後、定年退職の人を再雇用してもいいか?

自主退職制度VSSでは従業員が自分の意思で退職することになりますので、問題ありません。定年退職の人は一旦契約を解除し、定年後は契約社員として別の雇用とすることが一般的です。

退職金について

Q:マレーシアで退職金について決まりはあるか?

雇用法Employment Act1955上では、退職金に対する規定はないため、企業は退職金を支払う義務はございません。企業が任意で支払うことは可能で、日系企業でも支払っている例はあります。雇用契約書に退職金について書かれている際は、そちらに従って支給します。

その他 出勤手当 不正行為など

Q:休日設定された土曜に勤務した従業員に平日振替休日をとらせる場合、割増賃金を払う必要はあるか?

土曜日の賃金支払いについての取り決めは、会社の就業規則に従うことになります。土曜勤務と昼勤で賃金のレートが異なる場合は、土曜日に働いた場合のレートを満たすよう、差額を手当などで支払う必要があります。

Q:ある従業員が会社用プリペイドカードを私的に不正利用したことが発覚した。どう対応できるか?

窃盗と同じ行為にあたりますので、ポリスレポートを提出できます。
不正利用したと証明するためには証拠が必要です。

Q:メンタル不調(うつ)の従業員が休職後復帰した。同じ仕事ができない状態の場合、降格できるか?

従業員と話し合い、復帰前のポジションの仕事ができないことに同意が得て慎重に行う必要があります。マレーシアの雇用法上では、金銭面でデメリットのある異動・降格を従業員の同意なしに行うと雇用契約違反となります。

この記事がマレーシアで人事・労務に携わる方の参考になれば幸いです。

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