第4四半期の業績予想指数、改善も依然マイナス

【クラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局の発表(速報値)によると、2020年第4四半期のビジネス業績予想指数は-10.8%で、前期の-21.0%から改善したものの、依然として企業が先行きを悲観的に考えていることがわかった。
セクター別で最も業績予想指数が高かったのは工業で、前期の−24.0%から-7.5%に改善。 また卸売・小売業が-8.7%、サービス業が-12.2%で、それぞれ-22.3%、-14.6%から回復した。一方で建設業は-23.9から-39.1に悪化した。
売り上げ予想に関する調査では、調査対象企業の25.4%が売り上げが「増加する」と回答し、前期の37.2%から下降した。37.2%が「減少」(前期29.8%)、37.4%が「変わらない」(同33.0%)と答えた。
従業員数については、78.3%が「現状を維持する」と回答。5.9%が「増加」と回答するにとどまり、15.8%が「減少」すると回答した。
6カ月間(2020年10月—2021年3月)の業績予想指数は-3.7%で、前回調査の-11.2%を上回った。工業のみ14.2%のプラスとなったが、サービス業が9.1%、卸売・小売が29.3%、建設が50.0%のいずれもマイナスなった。
業績予想指数は、マレーシアの様々な分野のビジネス環境の短観指標で、四半期ごとにマレーシアの工業、建設業、卸売・小売業、サービス業の主要企業465社を対象に行った調査結果をまとめたもの。