12月の購買者景気指数、4カ月ぶりに上昇=IHS調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 英系情報会社IHSマークイットは、2020年12月の「マレーシア工業購買担当者景気指数(PMI)」が49.1となり、11月の48.4から上昇したと明らかにした。8月以降は4カ月連続でダウンしていた。
新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大の影響を受けて、12月も前月から引き続き生産量と新規注文が低い状態にあり、マレーシア製品の需要が減少した。しかし新規注文に備えた生産能力を引き上げる動きも出ており、雇用指数は過去9カ月で最も高い水準となった。
原材料や配送コストが上昇したことから投入コストの指数は7カ月連続で上昇した。投入コストのインフレ率は過去3年間で急上昇しており、製造業者の間で商品に転化する動きも見られた。
マレーシアPMIは製造業者約400社の購買担当者を対象としたアンケート調査に基づいたもので、▽新規注文▽生産量▽雇用▽サプライヤー納期▽在庫——の5つの指標の加重平均で算出。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示している。