シャングリラホテルズ、ペナンのホテル2カ所でVSS実施

【ジョージタウン】 シャングリラ・ホテルズ(マレーシア)が、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大により事業が打撃を受けたとして、ペナン州にあるホテル2カ所の職員を対象に自主退職制度(VSS)手続きを昨年12月に着手したことが分かった。
対象ホテルは「ラササヤン・リゾート」と「ゴールデンサンズ・リゾート」で、募集締め切りは12月31日だった。何人が応募したのかは明らかにされていない。
「ゴールデンサンズ」の従業員に宛てて送られた文書の中でエレイン・ユー総支配人は、「過去1年間に起きた前例のない出来事によって深刻な影響を受けた」とした上で、2021年に退職する予定の管理職カテゴリーの従業員を除くすべての従業員が対象となり、応募はあくまで任意だとしている。
シャングリラ・ホテルズのスポークスマンは、パンデミックによってもたらされる経済的影響を軽減するためのコスト管理対策として、給与削減、労働時間短縮、新規雇用凍結、不要不急の支出削減を実施したと強調。新たな収入源として「ShangShackDrive-thru」によるテイクアウト販売などを実施したと説明した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月27日)

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