「利益を上げている経営者は賃上げを」マハティール首相

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(ザ・スター、3月20日) 

マハティール・モハマド首相は19日に開催された「インベスト・マレーシア2019」フォーラムで基調演説を行い、利益を上げている経営者に対して従業員への賃上げを呼びかけた。

マハティール首相は「国の発展は国内総生産(GDP)や株式市場の活況だけでなく、人々の生活水準によっても計られなければならない」と指摘。「最高経営責任者(CEO)への給与は倍増しているが、労働者の賃金は伸び悩んでいる」とし、国民の所得格差が拡大していることを問題視した。その上で「すべての経営者が当事者意識を持ち、従業員の待遇改善に務めるべき」と述べた。

マハティール首相は格差拡大の問題を放置すると、国民の間に緊張や敵意が生まれ、最終的にはマレーシア人同士の対立につながる可能性があると指摘。「一部のグループだけが成功して何もかも独占し、その他が隅に追いやられることがあってはならない」と述べた。

一方、マハティール首相は対話セッションの中で、「マレーシアの青少年がより多くの給料を望むなら、より生産的でなければならないことを理解しなければならない」とも指摘。生産性を重視する考えを示した。

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