マレーシアの年金指数がグレードC+に、米国や英国と並ぶ

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組織・人事コンサルティング会社のマーサーは、2019年度のグローバル年金指数を発表。マレーシアの総合指数は、昨年の58.5ポイントから60.6ポイントにアップし、20位から16位に上昇した。またグレードもCからC+に上がり、英国や香港、米国と同グレードとなった。日本や韓国、中国より上位だった。

「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数(MMGPI)」は、オーストラリア金融研究センター(ACFS)が2009年から毎年発表しているもので、世界人口の3分の2以上をカバーする37カ国の年金制度を40以上の項目で、十分性、持続可能性、健全性の3つの観点から評価した。グレードAにランク付けされたのはオランダとデンマークで欧州勢が占めた。

マレーシアは十分性では前年の45.2ポイントから50.5ポイントにアップしたが、持続可能性では60.5ポイントを維持した。健全性は、77.1ポイントから76.9ポイントにダウンした。

マーサーは、従業員積立基金(EPF)が民間セクターのみならずや公共セクター従事者をカバーしており、いつでも引き出すことが可能など様々な利点があると指摘。貧困層への支援レベルの引き上げや、貯蓄を増やし、債務を減らす取り組みをすること、長寿になっていることを踏まえた上での年金支給開始年齢の引き上げなどを行うことで年金制度はさらに改善することができるとした。

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