マレーシア競争法セミナー、JICAが日系企業向けに開催

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国際協力機構(JICA)は3日、公正取引委員会及びマレーシア競争委員会(MyCC)と共同で、日系企業向けにマレーシアの競争法に関するセミナーを開催した。

マレーシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)で唯一、企業結合規制に関する規定がなく、市場支配的地位濫用規制の内容が明確でない。当局の決定に対する不服申立手続も日本とはかなり異なっており、マレーシアで事業展開する日本企業にとってコンプライアンス対応を難しくする要因の1つになっていた。このためマレーシア競争委員会(MyCC)を中心に競争法の改正に向けた準備が進められており、今回のセミナーは日系企業にこうした状況への理解を深めてもらい注意を促すために開催した。

イスカンダル・イスマイル氏(MyCC最高責任者)は、マレーシア競争法の概要説明のほか、企業結合規制導入に向けた動きを説明。公正取引委員会の岸本宏之氏らは日・馬競争法の比較を論じた。また江黒早耶香氏(シティユーワ法律事務所弁護士)と蜂須明日香氏(ファミリーマート法務部弁護士)は、M&Aの実例に則して注意すべき事項について説明。荻原星治氏(TNY国際法律事務所弁護士)は4月に発行した知的財産権ガイドラインについて概説した。

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