事業閉鎖で姉妹会社へ転職あっせん〜不当解雇か?

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エリック・コック氏
VS
エイセンマン(M)

判決日: 2003.07.28

概要

原告のエリック・コック氏 (以下E氏) は、東南アジア担当のセールスマネージャー。マレーシア支店の閉鎖に伴って解雇されたが、それは正当ではなかったとして訴えた。

会社側は、経済不況のあおりで深刻な経営困難に陥ったため、支店の閉鎖はやむを得なかったと主張。実際E氏には、シンガポール支店への転勤が薦められていた。

一方E氏は、解雇後も会社は存在し続けたことから、会社は転職のあっせんをすることによってE氏を追い出そうとしたのだと主張。シンガポール支店への転職は不本意であったとし、解雇の不当性を訴えた。

判決

解雇は正当

裁定内容

(1) 会社側の提出する数々の物的証拠から、E氏の解雇後、会社の運営は全面的にストップしたことが立証されている。

(2) 原則的に、産業法廷において「会社の閉鎖」の実施は、不正な意図の介在しない限りにおいて雇用者に与えられた特権であるとみなされる。

(3) E氏の解雇にあたって、会社は前もってE氏に通知しており、また解雇後の就職 先についての話し合いの場も設けている。また目撃者が、E氏はその中で与えられた選択肢からシンガポール支店を選んだと証言している。

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