勤務成績の不良に基づく解雇〜会社の実証は十分か?

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ジェヤバラ・アラソー氏VS
SBE ロード・フィーダー・サービス

判決日: 2001.01.11

概要:

ジェヤバラ・アラソー氏 (以下J氏) は、アシスタント・マネージャー。会社は、J氏を勤務成績の不良を理由に解雇した。会社は、J氏が入社以来露呈してきた、遅刻や集金遅れといった業務におけるいくつかの欠点をJ氏に明示。これら欠点に関する警 告書を再三にわたってJ氏に出したにもかかわらず、J氏は欠点を改善しようとしな かったと主張した。

判決:

解雇は合法

裁定内容:

(1) 会社がJ氏に出した文書には警告書とはいえないものもあるが、J氏の標準的な仕事ぶりを会社が満足していないことをJ氏に知らしめる目的にはなっている。

(2) J氏が 1994 年以来少なくとも6通の警告書を受け取っていた事実は、J氏が改善のための十分な機会を与えられていたことを示しており、それにもかかわらずJ氏が勤務態度を改善できなかったことを示している。

(3) J氏を解雇する過程において、会社に悪意があったことを示すような証拠は見当たらない。

(4) J氏は途中で出向を命じられており、警告書の中にはその間受け取ったものもあ る。J氏の雇用者がどの会社であるかという点が問題となるが、J氏にとって最初の雇用者であり、J氏に警告書を出し、雇用契約の解除を申し渡した会社が、一連のJ氏の雇用期間におけるJ氏の雇用者であるといえる。

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