国民の懸念、「生活費」が「汚職」を上回る=EMIR調査

  1. Home
  2. Knowledge Base
  3. 労務ニュース 2020年05月まで
  4. 国民の懸念、「生活費」が「汚職」を上回る=EMIR調査

シンクタンクのEMIRリサーチはこのほど初めてとなる「国民懸念指数(NWI)」を発表。懸念材料として「生活費高騰」と「手頃な価格の住宅」が共に86%でトップに挙げられ、与党連合・希望同盟(PH)政権が撲滅に励んでいた「汚職」は75%で6位にとどまった。

同調査は9月5日から10月10日にかけて実施し、1,992人からの回答を元に纏めたもの。「就職機会の欠如」は77%、「若者の失業」と「生活費を維持するための個人債務」は共に76%となった。このほか「農業補助金」が65%、「教育の質」と「保健サービスのコスト」は共に63%だった。

またマレーシアの将来について「正しい方向に向かっていると思う」との回答は50%で、「わからない」と同率だった。方向性が間違っているとの回答は24%あった。

EMIRリサーチは、64%が政府による汚職対策に同意し、57%が公務員のクリーン且つ効率化を望んでいることが分かったとした上で、多くの国民が現政権が血道を上げている前政権の汚職追求に興味を失い、生活費などの経済問題により注力することを求めていることを示していると分析した。

Was this article helpful?