成績不良による試用期間中の解雇〜反論しなかった原告の解雇は正当?

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ニック・ハミディ・ニック・カディル氏
VS
テラン・ヌサ

判決日: 2000.09.01

概要:

ニック・ハミディ・ニック・カディル氏(以下N氏)は、6カ月間の試用期間 が与えられていたが、この試用期間中に、勤務成績が基準に達していないことを理由に解雇された。

会社側はN氏に対し、仕事内容を改善するよう数回にわたって文書で警告したものの、N氏の勤務成績には変化が見られなかった。

これに対しN氏は、勤務成績不良を指摘したのは、会社側のN氏に対する個人的な恨みによるものと主張し、 解雇は不当であったと訴えた。

判決:

解雇は正当

裁定内容:

(1) 裁判でN氏の解雇の正当性を判断するためには、会社が主張するN氏の勤務成績不良の事実に関し詳細に調査する必要がある。

(2) 会社から与えられた文書に対し、N氏はいかなる反論・意見を返していない。 従って、N氏は会社の主張するところの勤務成績不良を自ら認めていたと判断できる。

(3) N氏は、勤務成績の不良は個人的な悪意によるものと主張していたが、その根拠を明確に説明することができなかった。

(4) 会社は、N氏の勤務成績が不良であったことを立証している。また、N氏に対するいかなる個人的な悪意も見られないことから、N氏の解雇は正当であったと判断できる。

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