第1四半期の求人数は14%減=JACリクルートメント

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(2019年4月25日) クアラルンプール=マレーシアBIZナビ

人材紹介のジェイ・エイ・シー(JAC)リクルートメントは25日、2019年第1四半期のアジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向を発表した。マレーシアの求人数は前年同期比14%減少したが、前期比で24%増加した。

JACリクルートメント・マレーシアの大西信彰 社長によると、求人数は日系で前年同期比12%減であったのに対し、欧米を中心とする外資企業では同20%減と減少率が大きかった。ペナン州やケダ州での工場閉鎖や人員削減 (米系ジョンソン・アンド・ジョンソンや独系オスラムなど) が実施されたこと、日系半導体大手ルネサスによる操業一部停止などに加え、米中貿易摩擦の影響によるEMS (電子機器受託製造) の生産調整などが市場心理を軟化させた。その影響で、一部企業で新規採用を一定期間保留したり、マネジャー職以上のポジションで外部採用を控え現存社員の内転などで対応する企業も見られた。

ポジション別でみると、マネジャー職の給与レンジである月給5,000リンギー8,000リンギの求人は全体で前年同期比33%減少。それ以下のジュニア層である月給5,000リンギ以下の求人は同3%減と減少率は低かった。また、月給8,000リンギ以上の高額ポジション(シニアマネジャーやゼネラルマネジャークラス)の求人数には変化はなく、引き続き企業側の採用意欲は高い状態が続いている。 

求職者の動向としては、特にペナンでマネジャー層を中心に、より安定した企業への転職意欲が高まっており、2018年第4四半期に比べ、問い合わせが3割ほど増加した。 

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