結核で年間2千人が死亡、保健省が注意呼びかけ

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マレーシアで年間1,500—2,000人が結核が原因で死亡していることが分かった。毎日平均6人が死亡している計算で、毎年2万—2万5,000人が新たに結核を発症しているという。保健省は結核に対する国民の認識の低さと治療の遅れが原因だとして注意を呼びかけている。

新たに確認された症例はセランゴール州が5,071件で最も多く、次いでサバ州が5,008件と多かった。保健省疾病抑制部結核・ハンセン病科によると、セランゴール州が多いのは都市部の人口密度が高いためで、サバ州の場合は不法移民が逮捕を恐れて病院に行かないことが原因だという。新たな症例は2017年の2万6,168件から2018年には2万5,837件に減少していたが、今年は再び増加傾向にある。

マレーシアにおける伝染病の症例はデング熱と結核が最も多いが、デング熱が5万—10万件の症例のうち死亡者数は100人程度であるのに対し、結核は症例こそデング熱の半分以下だが死亡率が高い。結核を発症するリスクが最も高いのは、HIV患者、腎臓病、糖尿病、高齢者、喫煙者、医療従事者で、免疫系が弱い人が多いという。

(ザ・スター、12月17日、ベルナマ通信、12月16日)

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