重要時期での2日を超える無断欠勤〜解雇は正当か?

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モハマド・ズルカルナエン・スハイリ氏
VS
クラウン・プラザ・リバーサイド・クチン

判決日: 2000.07.12

概要:

原告のモハマド・ズルカルナエン・スハイリ氏(以下M氏)はホテルマンとして 約6年間勤務。事前の許可を得ないまま3日間欠勤したことを理由に解雇された。

ホテル側の証言によると、M氏が欠勤していた期間は大規模な国際会議が催されており、原則的にスタッフは全員出勤を期待されていたという。これに対しM氏は、解雇処置は正当ではないと訴えた。

判決:

解雇は正当

裁定内容:

(1) 1955年雇用法及び1967年労使関係法20条に基づけば、連続2営業日を超える欠勤は、それだけでは必ずしも雇用契約違反とは判断されない。

(2) 正当なる理由がない場合、もしくは正当な理由があったとしても、欠勤届を事前にもしくは可能な限り早い時期に雇用者に伝えようとしなかった場合に、はじめて不正行為としてみなされる。

(3) M氏の場合、欠勤を事前に、もしくは可能な限り早急にホテルへ連絡しようとする努力を怠った。特にホテルがM氏を含め多くのスタッフを必要としていた時期に無断欠勤した事実は、M氏の解雇を正当とするに十分な理由であった。

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