集金の未入金&連続した無断欠勤〜解雇理由は証明されているか?

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スペラマニアム・ヴィンギタサラム氏
VS
サイクル&キャリッジ・ビンタン

判決日: 2001.09.28

概要:

スペラマニアム・ヴィンギタサラム氏(以下S氏)は自動車販売会社のセールスマン。会社は以下の3点において、S氏に規則違反があったとして解雇した。

▽顧客から受け取った自動車の頭金を速やかに会社に入金しなかっ た。
▽会社の同意なしに2日以上欠勤した。
▽無断欠勤したことについてS氏からいかな る合理的な釈明もなかった。

会社の主張によると、S氏はローンの頭金として顧客から1万400 リンギを受領。 5日経っても入金されていないことを知った顧客がS氏宅にまで取りに赴いたものの、7,000 リンギしか取り返せなかった。このため、信用問題を恐れた会社が立替え払いしてその場を収めた。

会社は後日残金をS氏より回収したが、この間1週間にわたってS氏は無断欠勤した。

判決:

解雇は合法

裁定内容:

(1) 会社は顧客から預かった現金について、営業日であれば即時に、営業時間を過ぎていれば、次の営業日のなるべく早い時間帯に経理担当に入金することを規則で定めて いる。S氏が会社規則で定められている会計係への入金を怠ったことは、労使の信頼を損なう重大な違反である。また、S氏が無断欠勤したこと、およびその欠勤に関するいかなる合理的な説明を行わなかったことなどを総合してみた場合、会社がもうこれ以上 S氏を雇用し続けようと思わなかったのは当然だといえる。

(2) 会社は、1955 年雇用法15 条で示された解雇理由に当たる「2営業日を超える連続した無断欠勤があった」との証明を正しく実践した。S氏は、S氏が仕事に戻るのを雇用者がいつまでも待っていると期待すべきではなかった。

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