最低賃金は都市と地方の生活水準を考慮すべき=経営者連盟支部

(マレー・メイル、2月28日)

全国一律で設定されている最低賃金について、セクターごとの調整が必要と人的資源相が発言したことに関し、マレーシア製造業者連盟ペラ州支部のガン・タクコン支部長は、都市部と地方では生活費が異なるため、都市と地方で最低賃金に差をつけるべきとの意見を表明した。  

ガン氏は「クアラルンプールなど都市生活者には1,100リンギでも十分ではない。しかしペラ州やクランタン州などは事情が異なる。特に地方にそれが言える」と述べた。  

以前の最低賃金は920リンギで、新賃金はこれより19.6%多い。マレーシア経営者連盟のシャムスディン・バルダン専務理事は、過去2年間の生産性上昇率(5%)を上回る賃上げになっていることに懸念を表明した。

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