失業者が210万人に上る可能性も=前首相の元経済顧問

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【クアラルンプール】 
経済学者のムハメド・アブドル・カリド氏は、統計局 (DOSM) の発表に基づけば、これまでに新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大によって生じた失業者数は210万人に上るとの試算を明らかにした。
同氏はマハティール・モハマド前首相の元経済顧問で、与党連合・国民連盟(PN)政権の経済政策に批判的。

 統計局によると、調査に回答した約17万人の労働者のうち、自営業者の半数は失業中と回答、3分の1は収入が約90%減少したと答えた。

 ムハメド氏は「統計局の調査結果がマレーシア全体を反映する場合、失業者数は現在16%、すなわち1,280万人の全労働者のうち210万人が収入源を失っている計算になる」と指摘。
「労働者1人が家族4人を養っているとすれば、800万人が悲惨な状況にあることを意味する」とし、「かつてない規模の失業状況」と述べた。

 その上でムハメド氏は、PN政権の「Covid-19」に関連する経済対策が不十分であり、行動制限令(MCO)により最も大きな打撃をうけた、自営業者などの最下層の脆弱な労働者を支援するものになっていないと批判。
雇用者に賃金助成金を支払うというのであれば、自営業者にも同様な給与補償を行なうのが公正な態度だと述べた。
(マレー・メイル、4月10日)

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