制限令で失業率悪化、第2四半期も高水準の見込み

【ペタリンジャヤ】 新型コロナウイルス「Covid-19」及び行動制限令(MCO)発令にともない悪化しているマレーシアの失業率は、第2四半期に入っても引き続き高い水準を維持すると予想されている。先に統計局が発表した3月の失業率は3.9%となり、2010年6月以来の高い水準となった。
 マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、一部の企業はすでに操業を開始しているが、すべてがフル操業に戻ったわけではないと指摘。ほとんどの事業所の稼働率は30—50%にとどまっており収益は通常の半分から三分の一に過ぎないが、人件費負担は変わらないとした上で、条件付き行動制限令(CMCO)がいつまで実施されるのか分からないこともあって失業率の上昇につながるだろうと述べた。
 AMバンク・グループ・リサーチは、第3四半期に徐々に回復に向かう前に第2四半期にさらに経済状況が悪化すると分析。政府の経済対策や補助金政策により第4四半期にはさらに改善に向かうと予想し、通年の失業率については4.5—5%前後になるとの見通しを示した。
(ザ・スター、5月13日)

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