ハッテングループ、不採算事業の閉鎖&一次解雇を実施

【クアラルンプール】 ホテル経営・不動産開発を手掛けるハッテン・グループは、業績不振の事業を閉鎖し、世界経済の状況が回復するまでこれらの社員を一時解雇する。経済紙「エッジ」が明らかにした。

 コリン・タン社長が5月8日付けで社員に宛てたメモによると、全従業員に対して30%の給与削減を実施し、一部の従業員については5月1日から6カ月間を無給休暇とする。収益性の高い事業の存続を図るために緊縮策を講じ、不採算ビジネスを閉鎖する。また諸手当や福利厚生を見直し、給与の遅配も行なう。

 タン社長は具体的な閉鎖事業については明らかにしていないが、所有する「エスタディア・ホテル」と「ハッテン・プレイス・ムラカ」が従業員に対して4月15日から6月30日までの無給休暇を要請したもよう。すでに「ラマダ・プラザ」と「エンペラー・ホテル」は無制限で休業している。

 タン社長は、2019年以降、同社グループの不動産開発の売り上げと投資不動産からの賃貸収入が大幅に減少しており、グループのキャッシュフローが悪化していたと言明。経営改善に向けて全力をあげていたが、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止に向けて3月18日に施行された行動制限令(MCO)により黒字化計画が打ち砕かれたと説明している。

(エッジ、5月14日)

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