CEOの先行き景況感、前期比でダウン=ヴィステージ

2019年5月31日

ヴィステージとマレーシア経済研究所(MIER) が共同で実施した第2四半期の最高経営責任者(CEO)意識調査で、先行き景況感を示す「CEO信頼感指数」(CCI)が90.1ポイントとなり、前期比で3.0ポイント下がった。 

CCI構成要素の中では、「今後の経済情勢」が前期を上回った。「今後の従業員の変化」は横ばいで、 以下の4項目で前期を下回った。 
▽現在の経済情勢
▽固定資本投資計画
▽売上改善
▽利益改善

「売上改善」を予想したCEOは52%で、前期の57%からダウン。「利益改善」は42%で、前期の45%から下がった。「輸出オーダー改善」は4ポイント下がって31%となった。 

また59%のCEOが「販売価格の維持」を予想した。「現政権のビジネスの見通しへの影響」について、44%影響はないと回答。38%が「サプライヤーやベンダーなどに支払う料金が上昇した」と答えた。 

CEOの互助組織であるヴィステージ・マレーシアの会員CEOは750人以上おり、所属企業の売り上げは合計600億リンギ、社員数は10万人に達する。 

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