MAS元職員の組合活動を理由とした解雇は不当、高裁が画期的判決

  1. Home
  2. Knowledge Base
  3. 労務ニュース 2020年05月まで
  4. MAS元職員の組合活動を理由とした解雇は不当、高裁が画期的判決

マレーシア航空を解雇された組合幹部が、解雇は不当として提訴した裁判の控訴審で、クアラルンプール高等裁判所は、組合活動を理由として解雇であり、解雇は違法で不当との判断を示した。一審の労働裁判所では解雇を妥当としていた。

解雇されたのはマレーシア航空社員で、マレーシア全国客室乗務員組合(Nufam)のイスマイル・ナサルディン当時議長。

イスマイル氏は2013年、報道機関との会見で、過重労働、不当に安い賃金、健康・安全上の問題を指摘し、最高経営責任者(CEO)は辞任すべきと発言した。この後、同氏は解雇された。

高裁のノルディン裁判官は、会見での発言内容は解雇理由として不釣り合いであり、組合活動が真の解雇理由とみなせ、解雇は不法、との判断を示した。

原告弁護士によると、組合のトップであることを理由にした解雇を不当とした高裁判決初めて。

(マレーシアキニ、9月4日)

Was this article helpful?