福利厚生に関するQ&A

マレーシアの日系企業の皆様より弊社に頂いたご質問の中から、福利厚生に関するものと、弊社の見解をご紹介致します。
永年勤続表彰の給付について
マレーシアの日系企業ではどういった形での給付があるか(現物・現金・バウチャー?)
弊社見解
日系企業様では現金より物品・景品(時計やバウチャー等)の支給をされている例が多く、他マレーシア企業様は現金にて付与をされていらっしゃいます。但し、金額はMYR100/人/回以下の場合がほとんどです。
一方で、社内アンケート等で社員が欲しいものを調査され、それを褒賞として付与されてい企業様も増えてきており、その場合は特別有給休暇(1日程度)の付与が多いです。
<参考> 労務ナビ会員限定記事(別途会員登録が必要となります)
永年勤続表彰の勤続年数
マレーシアの日系企業では、何年勤続で平均的に給付されているか。(例:10年、15年、20年、25年以上?)
弊社見解
一般的には勤続10年での支給が多いですが、日系企業様では勤続5年から給付されている企業様がほとんどです。
出典:MEF FRINGE BENEFITS SURVEY 2020


定年退職をする従業員への福利厚生
定年退職をする従業員への福利厚生の事例はあるか。
弊社見解
1955年雇用法では退職金に対する規定はない為、企業は退職金を支払う義務はございません。
一方で、会社の善意としてEPF以外に退職金を支給されている企業様もあります。
<参考>