CJセンチュリーが関連会社買収、物流事業の強化図る
【クアラルンプール】
CJセンチュリー・ロジスティックス・ホールディングスは、関連会社のCJコリア・エクスプレス・マレーシアを1億リンギで買収し、物流事業の強化を図る。
ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、買収先はCJセンチュリーの大株主であるシンガポールのCJロジスティックス・アジア。CJセンチュリーは1株50センで新株2億株を発行し支払いに充てる。
これによりCJロジスティックス・アジアのCJセンチュリーの持株比率は30.89%から54.31%に上昇し、残余株の強制買い付け(MGO)義務が生じるが、CJロジスティックス・アジアは証券委員会(SC)に義務免除を申請する方針だ。
CJコリアはCJセンチュリーと同様、貨物輸送、倉庫保管、配送、輸送を含む総合物流サービスを手掛けており、CJセンチュリーは「CJコリア買収により、総合物流サービスをさらに強化し、主要な物流ハブとネットワークを拡大することが可能になる」としている。
(星州日報、2月13日、エッジ、2月12日)