WRPの労働争議、労使対立さらに深まる

労働争議が起きているゴム手袋メーカー、WRPアジア・パシフィックで、宿舎から出ることを会社が禁じているとして外国人労働者らが抗議。WRP側はそうした事実はないと反論し、労使対立がさらに深まっている。

外国人労働者らはセランゴール州セパンのバンダル・バル・サラク・ティンギにある工場及び宿舎を行き来しているが、メンバーが人的資源省に陳情するためにプトラジャヤに行こうとしたところ、ゲートで警備員に停められたと主張。門も施錠され外部との連絡も絶たれたとしている。これに対し会社側の代理人は、役員会ではそうした指示は出していないと反論している。

WRPではネパールおよびバングラデシュ人労働者に対する給与遅配が2018年11月から起きており、労働者側が度々抗議活動を実施。2019年1月には労働者2,000人あまりが3日間にわたるストを実施し、人的資源省の調査により給与遅配、不当な給与カット、休憩時間の労働、休日出勤など不法行為が行われていることが判明していた。また10月には不当な強制労働を強いているとして米国税関国境警備局(CBP)から輸入禁止対象に指定されていた。

(エッジ、フリー・マレーシア・トゥデー、1月14日)