エアアジア、給料や出張などのコスト削減実施へ

【クアラルンプール】 
格安航空会社のエアアジア・グループは、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大による業績への影響を考慮し、同業他社が行ったイニシアチブを基に、コスト削減策を講じる予定だ。英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」が報じた。

 エアアジアの社内通知によると、給与削減、無料軽食の廃止、外部トレーニングの停止、出張の抑制、大規模な社交イベントのキャンセルなどを実施する。
給料削減は、高給の従業員に対して実施し、既に同意を得ているという。出張の抑制については、音声やテレビ会議を行うことで出張費の削減を図る。

 最高経営責任者(CEO)代行兼航空部門社長のボー・リンガム氏は社内通知の中で、コスト削減策は業況が正常に戻るまで一時的に講じると言明。
「Covid-19」の感染がヨーロッパや米国にまで拡大し、世界経済を押し下げている厳しい業況下であると指摘した。
また影響が長期化した場合、追加措置を実施する可能性があるとした上で、ほとんどの従業員、特に低給の従業員に対し最小限の影響しか与えないことを保証すると述べた。

 ボー氏は今後の動向について、国内及び東南アジア諸国連合(ASEAN)市場に注力し、地元及び地域の観光を促進する方針を明らかにした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月10日)