セレンバンが「市」昇格、ニライ地区と合併

ネグリ・センビラン州セレンバンが1月1日付けで国内15番目の「市」昇格したことを受け、20日に同州王ムフリズ・イブニ・アルマルム殿下やアミヌディン・ハルン州首相らが出席して式典が開催された。同日、ムフリズ殿下が市制宣言を行い、セレンバン市議会(MBS)庁舎が正式オープンした。

MBSは、セレンバン地区議会(MPS)とニライ地区議会(NPS)が合併して出来た都市で、人口は約51万人。2008年11月12日に州政府が合併及び合併後の市昇格を承認していた。初代市長にはザザリ・サレフディン氏が指名された。

アミヌディン州首相は、MBSが世界のボーダーレス化に対応し、且つ清潔で緑豊かな都市の美観を維持することが期待されるとコメント。「持続可能な発展を下支えしていくための戦略の1つは、多くの面において競争力のある社会を形成すること」と述べた。

(ベルナマ通信、1月21日)