レイオフされた外国人の雇用を容認、条件付きで

【クアラルンプール】 M.サラバナン人的資源相は、マレーシア人従業員が求人を満たせない場合に限り、別の会社でレイオフされた外国人労働者を雇用することを認めると言明。現在凍結されている外国人労働者雇用に条件付きで柔軟に対応する考えを示した。
サラバナン氏は、求人募集を行なう際にはあくまでマレーシア人の雇用を優先させるべきと言明。マレーシア人から反応がない場合のみ外国人を雇用できるとした上で、雇用できるのはマレーシア国内にいて、且つ労働許可証を持ち、同じセクターであることが条件だとした。また雇用の前に、外国人労働者が新型コロナウイルス「Covid-19」のスクリーニングを受けていることを確認することを推奨するとした。
人的資源省によると、今年7月時点でマレーシア人6万7,068人、外国人4,753人がレイオフされた。別の会社でレイオフされた外国人労働者を雇用したい場合は、プトラジャヤの労働局本局に直接、あるいは電子メールで申請する。詳細はwww.jtksm.mohr.gov.myで確認できる。
(星州日報、8月14日、ベルナマ通信、8月13日)