時間あたりの労働生産性、第1四半期は2.1%上昇

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局によると、2023年第1四半期の時間当たりの労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は41.2リンギで、前年同期比で2.1%上昇した。前期もプラス2.1%だった。


 総労働時間は前年同期比で3.5%増の92億4,600万時間(前期はプラス5.0%)。労働者一人当たりの労働生産性は2万3,712リンギで、2.4%増え、前期(プラス3.7%)を下回った。労働者数は1,606.2万人で、3.1%プラスとなり、前期の3.2%から増加率が減速した。


 労働生産性をセクター別でみると就業時間当たりでは、建設業が6.5%、サービス業が2.8%、鉱業・採石業が1.6%、製造業が0.2%それぞれアップ。しかし農業のみ0.9%ダウンした。
 労働者一人当たりの生産性は、建設業が6.7%、サービス業が3.1%、鉱業・採石業が1.9%、製造業が0.7%上昇したが、農業のみ0.2%下降した。