第1四半期の失業者数は58万8700人=人的資源相

【コタキナバル】 V.シバクマル人的資源相は、今年第1四半期の失業者数は58万8,700人となり、失業率は3.5%となったと明らかにした。
サバ州の失業者数が16万9,800人となり、全体の29%を占めた。同州の失業率は7.7%で、全国平均の3.5%に比べて2倍となったものの、新型コロナウイルス感染拡大後の経済回復を受けて、2022年第1四半期の9.1%からは改善しているという。
サバ州労働会議の開会式で、シバクマル大臣は、6月14日に連邦政府とサバ州内閣は、サバ州労働諮問委員会の設置に関して合意しているとし、労働関連問題のより良い解決に繋がると期待していると述べた。その上で、同州の労働問題は他の州・地域に比べてとは違うと指摘。労働規制の適用を受けない労働者が推定80万人以上いることや、雇用主の90%以上が中小企業であることから、労働関連の政策や法律遵守に影響が出ているとした。
(ザ・スター、8月22日、エッジ、ベルナマ通信、8月21日)