今年の労働市場は成長の見込み=MIDFリサーチ

【クアラルンプール】 MIDFリサーチは、国内経済の勢いと対外貿易の回復を背景に、マレーシアの2024年の労働市場がさらに成長するとの見通しを示した。
MIDFリサーチはメモの中で、マレーシアの平均失業率は2024年も3.4%で維持されると予想していると述べた上で、外国人労働者の帰国により全体の雇用数が増加し、失業率が低下すると予想されると指摘。「2023年第3四半期の時点で、外国人の雇用数はパンデミック前水準よりも0.8%減少している」と述べた。その上で、マレーシアの労働市場に対する下振れリスクは、対外貿易の回復が予想を下回ることと、世界的な商品価格の急落だと指摘。
またMIDFリサーチは、2023年11月の求人数が11万3,600件と、ここ3年で最低となったことに言及。パンデミック後の経済再開後の求人急増を考慮すると、その後の雇用の伸びの減速は予想されていたと指摘。「月間平均求人数は2021年の20万6,700件、2022年の39万6,100件と比較すると、2023年年初11カ月で月平均17万3,500件とパンデミック後水準を下回ったものの、2010ー2019年の月平均は11万4,000件とさらに低かった」とし、「対外貿易の回復と底堅い内需を背景に、2024年の平均求人数は月間10万─12万人の水準で推移すると予想している」とした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月12日)


