マレーシアの昇給率、今年は3-6%の見通し= ヘイズ調査

【クアラルンプール】 人材紹介の英系ヘイズは25日、マレーシアの熟練労働者2,014人と雇用企業832社を対象とした調査の結果をまとめた「2024年アジア給与ガイド」を発表した。2024年の昇給率は3ー6%になると見込まれている。


 2023年との比較では、3%未満の昇給、10%以上の昇給、据え置き、減給のいずれも減少している。回答企業の43.0%は「3ー6%の昇給」、22.2%は「3%までの昇給」、12.6%は「据え置き」(前年は15.9%)と回答した。一方、64.9%が賞与を支給する計画だとした(前年は66.7%)。


 従業員側の期待値としては、「10%以上の昇給」と回答したのは前年の28.6%から22.8%に低下。「6ー10%の昇給」という回答も前年の19.0%から15.3%に減少した。一方、「3%までの昇給」は14%から19.0%に、「3ー6%の昇給」は25.3%から29.3%に上昇した。「減給される」という予想は前年から横ばい(1%)だった。


 雇用者数では、ほとんどの企業が「正社員の雇用数は変わらない」と予想しており、30.4%が「増加する」、15.7%は「今年契約社員を増やす予定」と回答した。


 ヘイズ東南アジア責任者のトム・オズボーン氏は、経済成長率が伸び悩むと予想される中、雇用主も従業員も売上高や諸経費への影響に対して慎重になっているとし、成功の鍵は、企業が課題と継続的なスキル不足をどのように乗り切るかにあると述べた。
(ビジネス・トゥデー、3月25日、ヘイズ発表資料)