人的資源省、6月より漸進的賃金制度の試験導入を開始へ

【クアラルンプール】 人的資源省は16日、6月に開始予定の漸進的賃金制度の試験導入の詳細について発表。建設業、製造業、卸売・小売業(自動車・オートバイの修理を含む)、情報通信業、専門的・科学的・技術的活動の5部門を対象とするとした。
同省の声明によると、試験導入は自主的に参加を希望する企業のみで実施されるもので、期間は6ー8月。参加登録を15日から受け付けている。対象として選ばれた企業には奨励金が支給され、現在の会社や職位に就いて1年未満の従業員(エントリー・レベル)に対し、1人あたり月額最大200リンギ、1年以上勤務している従業員(非エントリーレベル)には最大300リンギの奨励金が支給される。参加企業は6月から奨励金を請求できるが、従業員が21時間または3日間の技能向上訓練を修了したことを証明する書類を提出する必要がある。
人的資源省は、漸進的賃金制度は、生産性と労働者の所得の向上を目指す労働市場改革の一環であるとし、最低賃金や生産性連動賃金などの既存の取り組みを補完するものだとしている。
試験導入の詳細は、https://gajiprogresif.gov.my/から確認できる。
(エッジ、5月16日)


