高学歴者195万人が低スキルの仕事に従事=統計局

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 統計局(DOSM)のリポートによると、2024年第3四半期には194万9,300人のマレーシア人が低スキルの仕事に従事しており、前期の193万5,900人から1万3,400人、率にして0.69%増加した。前年同期(192万2,700人)比では2万6,600人、率にして1.4%の増加となった。

 高学歴の人が低スキルの労働に就いている状態はスキル関連の不完全雇用とみなされ、この割合はここ数四半期で微減傾向にあるものの36.8%と高水準で推移している。統計局は、「高学歴の個人が自分の専門性に合った仕事に就くことができないというマレーシアの雇用市場の根強い問題を浮き彫りにしている」と分析している。

 社会保障機構(SOCSO)が発表した求人ポータル「マイフューチャージョブス」の2022年の就職状況データによると、高卒以上の約40%が半熟練および低熟練の仕事に就いており、不完全雇用となっている。ハニファ・ハジャル副経済相によると、マレーシア高等教育証書(STPM)取得者の不完全雇用率は55.8%で、学士号取得者の場合は26.9%となっている。