カワグチの外国人労働者、日本の大手企業2社を提訴へ

【ペタリンジャヤ】 セランゴール州クランのプラスチック部品メーカー、カワグチ・マニュファクチャリングで起きた給与遅配と人権侵害に関連し、同社の外国人労働者251人が、カワグチから部品供給を受けていた日本の大手企業2社を相手取って、近く米国ワシントンDCの裁判所に提訴する模様だ。
外国人労働者の権利活動家、アンディ・ホール氏によると、当該外国人労働者は全員バングラデシュ国籍で、カワグチで行われた搾取、虐待、7カ月に及ぶ賃金未払いについて2社を提訴する予定だという。2社の具体名は明らかにされていない。
ホール氏によると、外国人労働者らは昨年12月中旬に米国を拠点とする著名弁護士、コリングスワース氏を雇用。日系企業2社に損害賠償、補償、謝罪を求める方針だ。外国人労働者らと2社との交渉は先ごろ決裂したが、その際に要求した金額を上回る損害賠償を求めるとみられるという。
外国人労働者は12月27日、コリングスワース氏を通じて、経済協力開発機構(OECD)東京センターに2社に対する正式な苦情を申し立てた。交渉の中で2社は労働者1人当たり2万リンギまでしか支払わないと主張し、食料費や医療費などのサポートを怠っていたため提訴を決めたという。
ホール氏は「12月18日の労働裁判所の合意では、2025年11月までにカワグチが未払い賃金を支払うことになったが、実際に支払われるかどうかは不明だ。そのため労働者のためにより積極的な措置を取る必要がある」と述べた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、1月8日)


