新型コロナウイルス対策 マレーシアの企業向けの対処法はあるのか?

新型コロナウイルス感染が拡大する中、マレーシアの雇用者が従業員に対してとるべき対応のガイドラインが発表されているのはご存じでしょうか?
弊社デイリーニュースBiz Navi 5047号で2月7日にご購読者様に配信済みの内容とはなりますが、改めてご質問がありましたので詳細をご紹介いたします。

人的資源省はガイドラインの中で雇用者がとるべき行動として以下の点を挙げています。

  • 「1955年雇用法」に基づき雇用者の負担で国から登録を受けた医師による検査を受けるよう従業員に指示すること。
  • 登録を受けた医師より自宅もしくは病院における隔離指示を受けた従業員の有給病気休暇または入院休暇を認めること。政府はこうした従業員に追加の報酬を与えることを推奨する。
  • 登録を受けた医師から隔離指示を受けた従業員には賃金を全額支払う
  • 登録を受けた医師から隔離指示がない場合、その従業員の就業を妨げない。ただし、雇用者は有給病気休暇を認めることにより、調子の悪い従業員の就業を止めることができる。
  • 隔離期間中の従業員に年次有給休暇をとる、あるいは無給休暇をとるよう指示してはならない

原文(マレー語):https://www.penerangan.gov.my/japenv2/index.php/2020/02/07/2019-ncov-garis-panduan-khas-buat-majikan/