飲食店での外国人雇用凍結、7月より解除=副人資相

(7月23日) 南洋商報、中国報、星州日報、7月23日

マフーズ・オマル副人的資源相は、国内の飲食店の人手不足解消に向け7月1日から調理師、調理助手、ウェイターの3つの職種に関する外国人雇用禁止措置を解除したことを明らかにした。ただ雇用できるのは以前マレーシアで働いた経験があり、すでに帰国している外国人に限る。 

マーフズ副相は22日の上院議会の質疑に応じ、政府が今年2月28日に内務省と人的資源省の合同委員会が開催した外国人労働管理会議でこれら3つの職種について凍結解除を決めたことを公表。5月29日に交代要員雇用制度(チェックアウト・メモ)復活を決め、帰国による欠員が出た時には新規の雇用申請手続きをする必要がなくなったと述べた。 

その上でマーフズ副相は、経営者がマレーシア国民の雇用を優先すべきとの考えを維持していると強調。「あくまで飲食店経営者が直面している人手不足を考慮した上で、外国人労働者を再雇用することを認めることにした。経営者は人的資源省の規定に従わなければならない」とクギを刺した。 

凍結解除措置について、マレーシア・シンガポール・コーヒーショップ経営者協会は歓迎の意を表明。「マレーシア人をすぐに雇用するのはたいへん。外国人労働者が助けになる」と述べた。 

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