企業の73%は大学新卒者の採用を計画、タレントバンク調査

【クアラルンプール】就職活動支援、市場調査などを手掛けるタレントバンクが中堅・大企業を中心に196社を昨年10月に調査し、73.4%が大学新卒者を21年に採用すると回答した。採用に消極的との回答は4.6%、わからない、との回答は22%だった。
タレントバンクのベン・ホー最高経営責任者(CEO)は「多くの企業が経費削減で人員を減らす中、卒業予定者には朗報の調査結果だ」とコメントした。
学術面では、会計、経営管理、マーケティング、コンピューティング・情報技術、人事管理、機械工学・電子・電気工学、マスコミ、銀行を履修している学生が企業から求められている。
支給する予定の初任給は月2,501ー3,000リンギ。採用に当たり学業成績より態度を重視する、との回答は91.9%に上った。態度より学業成績を重視する、との回答は8.1%だった。
(ベルナマ通信、12月28日)