11月の生産者物価指数、前年同月比3%ダウン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局の発表(速報値)によると、2020年11月の生産者物価指数(PPI、2010年を100として算出)は103.3ポイントとなり、前年同月比で3.0%ダウン、前月比では2.0%アップとなった。
 産業別のPPIは、農林水産業が127.5ポイントで、前年同月比21.5%、前月比11.1%それぞれアップした。鉱業は59.3ポイントとなり、前年同月比で45.8%下降、前月比では4.4%上昇。製造業は105.8ポイントで、前年同月比で0.1%ダウンしたが、前月比では0.9%アップした。
 電気・ガスは116.7ポイントで、前年同期比0.2%下降、前月比では0.7%上昇。上水供給は112.7ポイントで、前年同月比で0.9%アップし、前月比では横ばいとなった。
 国内生産の製造過程(SOP)のPPIでは、素材の後加工と中間材料・消耗品・部品、完成品は前年同月比で12.3%、1.0%、0.2%それぞれマイナスとなった。