マレーシア人の55%、今後も同じ会社で働き続ける=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 総合人材サービス会社、ランスタッドは15日、労働者意識に関するグローバル調査「2021年上半期のランスタッド・ワークモニター」の結果を発表した。新型コロナウイルス「Covid-19」の流行下で雇用主による働き続けるための努力があったとし、マレーシアでは55%が今の職場で働き続けると回答、中国(33%)や香港(34%)、シンガポール(37%)より回答率が高かった。
新型コロナ感染症が流行してから雇用主が実施した対策として最も回答率が高かったのは、「オンサイトおよびリモートワークのための厳格化かつ明確な手順の導入」で65%となった。それに▽「ワークライフバランスを維持するための労働時間に関する方針」(43%)▽「ウェルビーイング(幸せ)および企業の認識に関する定期的な調査の実施」(32%)▽「テクノロジー関連のトレーニング実施」(26%)▽「従業員のスキルアップと新たな労働環境などに関する支援プログラム」(20%)ーーが続いた。