外国人雇用申請前の求人広告、11月より義務づけ

【プトラジャヤ】 M.サラバナン人的資源相は、再雇用計画に基づき外国人労働者を再雇用したい場合や外国人駐在員を新たに雇用する際に全国雇用ポータル「マイ・フューチャー・ジョブズ(MYFutureJobs)」への登録及び求人広告掲示を11月1日付けで義務づけると発表した。ただ詳細については明らかにされてない。
マレーシア人の雇用を外国人労働者や駐在員の雇用より優先させるための制度。発表によると、国内にいる外国人労働者の再雇用や外国人駐在員を雇用したい雇用者は「MYFutureJobs」に登録し、一定期間欠員募集広告を掲載することが求められる。掲載期間は外国人労働者のポストが14日以上、駐在員ポストが30日以上で、役職、給与、学歴、必要なスキルなどの情報も表示する必要がある。
人的資源省が運営する求人サイト「ジョブ・マレーシア」の利用者は11月1日付けで窓口が「MYFutureJobs」に一本化される。また外国人労働者を雇用する場合には、雇用者は労働法の遵守の条件として、統合外国人労働者管理システム(ePPAX)を通じて登録申請する必要もあるという。ePPAXに関しても詳細はまだ明らかにされていない。
(エッジ、ベルナマ通信、10月26日)