マレーシア人の48%、コロナ収束後は柔軟な働き方を希望

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 総合人材サービス会社、ランスタッドは18日、労働者意識に関するグローバル調査「ランスタッド・ワークモニター」の結果を発表した。マレーシア人回答者の48%が新型コロナウイルス「Covid-19」の流行収束後は、オフィス勤務と在宅勤務を合わせて柔軟に働きたいと回答した。
在宅勤務を希望するとの回答は14%となり、世界の平均と同じ水準となった。
ランスタッドは勤務形態を柔軟にすることで従業員はプライベートと仕事のバランスを取ることが出来、ストレスを減らし、モチベーションを高めることができると指摘。多くの雇用主が在宅勤務をできるように対策を行なっているとした。調査では、82%の企業はデジタル化に対応するために機材や技術を持っていると回答した。
また調査では、ウイルスへの恐怖や社会的孤立が起きることでメンタルヘルスへの影響にも懸念が出ており、調査では雇用主がメンタルヘルスに対する問題への取り組みに期待が高まっていることがわかった。回答者の81%は、雇用主が新型コロナの流行中に精神的に支えてくれたと答えたという。
雇用主に期待することとしては、回答者の52%は適切な安全対策を取ること、51%が健康保険に加入させてくれることと回答した。
同調査は、昨年10月に34の国・地域で実施された。各市場から400人以上が参加した。

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