外国人労働者雇用の問題は近く解決の見通し=人的資源相

【タパ】 M.サラバナン人的資源相は7日、インドネシア、バングラデシュ、カンボジアからの外国人労働者雇用問題は近く解決できる見通しだと明らかにした。
サラバナン大臣によると、労働者雇用のオンライン申請数は20万件以上に及んでおり、技術的な問題解決、採用手続の改善、機関間での覚書締結など、最終プロセスの詰めが行われている。インドネシアに関しては、同国の関連機関との間で手続きが進行中で、バングラデシュとの間ではプロセスは終了。カンボジアとの間では、イスラム教徒の家政婦をマレーシアに派遣する件について最終的決定を残すのみで、7月に大臣自身がカンボジアに赴き、覚書を締結する予定だ。カンボジアはイスラム教徒の家政婦が多く、人手不足解消を期待できるという。
新型コロナウイルス「Covid-19」のエンデミック(風土病)段階への移行に伴い、レストランなどの店舗や事業所で24時間営業が可能になったが、労働者不足のためにフル稼働できない状態で、外国人労働者の派遣再開を求める声がさらに強くなっている。
(ザ・スター、6月8日、ベルナマ通信、6月7日)