マレーシア人の59%、今の仕事に満足=PwC調査

【クアラルンプール】 会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が発表した労働力に関する調査によると、マレーシア人の59%が「今の仕事に満足している」と回答した。
 同調査は、労働者の希望や懸念について調べたもので、マレーシアでは2,086人から有効回答を得た。17%が「12カ月以内に転職する」と回答した。転職を考える動機として、69%が「給与」を挙げ、世界の平均回答率である71%を下回った。他には66%が「仕事のやりがい」を求めて転職を考えると回答した。世代別では、Z世代(18ー25歳)の仕事への満足度は他の世代に比べて低かったという。
 給与に関しては、回答者の3分の1が雇用主に「昇給」、28%が「昇進」を求めると答えた。
 働き方については、63%が「リモート勤務とオフィス勤務を組み合わせて働くハイブリッド勤務を希望する」と回答。60%が「向こう1年間、雇用主はハイブリッド勤務を許可してくれると思う」と答えた。「完全リモート勤務を希望する」との回答率は18%、「完全オフィス勤務を希望する」との回答率は27%とそれぞれ低く、従業員が柔軟性ある働き方を求めていることが明らかになった。
(ザ・スター、7月14日、エッジ、7月13日)