若年層の失業率が5.3%にダウン、今後も低下の見込み=首相

【トゥアラン】 イスマイル・サブリ首相は15歳から40歳までの若年層の失業率について、第1四半期は5.3%となり、前年同期の5.9%より低下したと明らかにした。
16日に開催された「青年の日」のイベントでスピーチをしたイスマイル首相は、今年第1四半期の失業者数は58万5,000人で、前年同期の62万7,000人から減少したと説明。様々なイニシアチブやプログラムを国民に利用してもらうことで、失業者は今後も減ると予想していると述べた。さらに失業者を減少させるための取り組みとして、青年スポーツ省、農業食品産業省、国土鉱山局と協力して都市農業や農業食品分野に注力すると言明。また新たに青年育成プログラムの実施のためマレーシア青年評議会に100万リンギを割り当てると発表した。
イスマイル首相によると、総人口およそ3,270万人のうち21.4%となる約700万人が15ー30歳で、15ー40歳が約1,500万人となっている。
(ベルナマ通信、7月16日)