製造・建設・サービス業で15カ国の外国人労働者雇用を許可

【クアラルンプール】 ハムザ・ザイヌディン内務相は18日、製造業、建設業、サービス業に対し、15カ国からの外国人労働者雇用を許可すると発表した。深刻な労働力不足に対応する。
15カ国は、▽インド▽インドネシア▽タイ▽カンボジア▽ネパール▽ミャンマー▽ラオス▽ベトナム▽フィリピン▽パキスタン▽スリランカ▽バングラデシュ▽トルクメニスタン▽ウズベキスタン▽カザフスタンーー。
ハムザ内務相は、外国人労働者雇用およびインドネシアの労働者派遣凍結についてM.サラバナン人的資源相との議論を行い、15カ国からの労働者派遣を決定したと述べた。議論の場では、これまで外国人労働者の労働が禁止されていた、ツバメの巣、金属スクラップ、洗濯、湾岸倉庫分野での雇用許可や現状外国人労働者雇用が凍結されている部門での雇用の検討についても合意したという。当該分野の国内労働者への影響を考え、ツバメの巣は農業・食品産業省、湾岸倉庫は運輸省など、各分野の管轄省庁が具体的な規制管理を行う。
ハムザ内務相はまた、建設分野では、外国人労働者が保護区域への一時的な立ち入りを許可することも検討し、100人以上の外国人労働者の入国管理を行うという建設労働者交流センター(CLAB)からの提案についても承認したと述べた。
(ザ・スター、7月19日、マレー・メイル、ベルナマ通信、7月18日)