マレーシア人の38.8%、日本で働いてみたい=パーソル調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パーソル総合研究所(本社・東京都港区)は8日、世界18カ国・地域における就業実態・成長意識についての調査結果を発表。マレーシア人の38.8%が「日本で働いてみたい」と回答し、働いてみたい国・地域で2位となった。
トップはシンガポールで、回答率は39.7%。3位は英国で34.7%、4位が豪州で34.6%、5位が米国で29.2%となった。
また、マレーシアでは、94.8%が「フルタイム勤務をしている」と回答し、2019年調査の97.0%から回答率は下降した。働き方については18.4%が「在宅勤務ができる」、12.0%が「遠隔地勤務(勤務する事業所の通勤圏外に居住しリモートワークを中心とした業務を行う)ができる」と回答。また、6.0%は「副業・兼業もできる」と答えた。
コロナ禍の影響で、意識が高まったこととしては、「仕事の生産性を上げたい」、「業務のデジタル化を進めたい」などが挙がった。
今後の勤務の意向として、69.3%が「現在の勤務先で継続して働きたい」と回答。35.6%が「他の会社に転職したい」、36.7%が「会社を辞めて独立・起業したい」と答えた。
同調査は今年2月10日ー3月14日にかけて、18カ国・地域の20ー69歳を対象に実施した。