時間あたりの労働生産性、第3四半期は3.8%上昇

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局によると、2022年第3四半期の時間当たりの労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は42.5リンギで、前年同期比で3.8%上昇した。前期はプラス1.3%だった。
総労働時間は前年同期比10.0%増の90億3,800万時間で、前期のプラス7.5%から増加。労働者一人当たりの労働生産性は2万4,241リンギで、前年同期比10.1%増え、前期(プラス5.5%)を上回った。労働者数は1,583.1万人で、前年同期比3.6%プラスとなり、前期の3.2%から増加率が加速した。
労働生産性をセクター別でみると就業時間当たりでは、サービス業が6.0%、鉱業・採石業が4.2%、製造業が1.4%それぞれアップ。しかし建設業では2.1%、農業は0.9%それぞれダウンした。
労働者一人当たりの生産性は、全ての産業でプラスとなり、建設業が14.9%、サービス業が11.4%、鉱業・採石業が8.8%、製造業が8.2%、農業が1.8%それぞれ上昇した。