一部の産業では依然として外国人労働者が不足=経営者連盟

【ペタリンジャヤ】 マレーシア経営者連盟(MEF)は、全ての統計で景気の上向きな傾向が示されているものの、一部の産業では依然として労働者が不足していると明らかにした。


 サイド・フセイン会長は、政治の安定性が回復することでより景気が上向くとの予想を示した。その上で、政府の取り組みにより、労働者は働き先を選択できるようになったものの、一部の産業においては、未だに労働者不足が続いていると指摘。政府に対して中小企業に自動化を進めるための補助金を提供した上で、時間を与えるべきとの見解を示した。


 サイド・フセイン会長は、外国人労働者をマレーシア人に置き換えることはほぼ不可能であるが、企業は自動化を進めることで、外国人労働者への依存を軽減させることができると強調。マレーシアは大国ではないため、経済を拡大するのには外国人労働者が必要であると述べた。
(ザ・スター、11月24日)